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臘八大摂心接了2
昨日に話しました臘八大摂心はどんなことが大変なのか?とお聞きしましたが、まず12月1日の早朝から8日の明け方の朝までの1週間を一晩とみなされ、この間は解定(かいちん)の鳴らしものが響かない。解定(かいちん)とは、簡単に言いますと夜9時前に就寝の合い図がなる事です。ということは1週間横になって寝られないことです。その代り、托鉢や作務から解放され、食事を除いてあとはぶっとおしの坐禅がつづきますが、午前零時過ぎから3時ごろまでは警策(けいさく)無“警策の棒でたたかれない”の坐禅しながら寝る事が出来ました。それも本堂の縁側で寝るのですから疲れていても、足の痛さと寒さで何回も起きる事も多々あり人間鍛えれば超エコ生活は可能ですが、将来昔に戻り超エコ生活するのか?新しいエネルギー確保して快適?な生活を送るのか?私はあまり便利になると人間の動物的な勘が衰えると思います。現にカーナビは何も考えずに目的地まで誘導してくれるから、方角、距離、進路等忘れ、分からないまま走るのですからね。話が脱線してしまいましたが“臘八大摂心”は大変でしたので今の時期は精神が張り詰める感じになる程です。反面体験出来て有り難く思っています今日の天気